縮毛矯正 後のパーマはなぜ失敗しやすいのか?【対処方法も解説】
縮毛矯正をかけているならパーマはかけない方がいいです。かけても失敗します。
縮毛矯正をかけている人なら全く同じ様なことを美容師さんから言われパーマを断念した事があるはずです。
その時に思いませんでした?
パーマって失敗しちゃうのかな…
こんばんは。夜を楽しんでくださいね^ ^青森市フリーランス美容師BLAZE hair所属 SHUN です🐒
※SHUNの事を詳しく知りたい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
実際に縮毛矯正を変えている事で
パーマを拒否
された方って結構多いかなと思います。
それには
理由・危険性
があるからなんです
その理由についてこちらのブログでは解説していきます^ ^同時に
縮毛矯正後でもパーマをかけれる
対策方法
についてもご紹介します^ ^
この記事の目次
縮毛矯正後のパーマが失敗しやすい理由とは?
縮毛矯正後に
美容師さんにパーマを拒否られた
パーマを失敗された
この様な方は多くいらっしゃると思います。
ではなぜ
縮毛矯正後にパーマかけると
失敗しやすいのか?
に関しての理由を説明していきます^ ^
【失敗理由①】タンパク変性が起きてしまっているため
まず1つ目の理由に
が起きてしまっているから
というのが挙げられます。
と初めてタンパク変性という言葉も聞いた方もいると思うので詳しくは
↑こちらの記事を参考にしてみて下さい^ ^
縮毛矯正でタンパク変性が生じてしまうのは
縮毛矯正の1液
です。
この縮毛矯正剤1液なのですが
強アルカリ
を使用し頑固なクセを伸ばすほどの力があります
要するに
形を変形させる力が
かなり強い
です
このタンパク変性が起きてしまうと形を変えづらくなります。そしてパーマをかけたとしても
↑この様にパーマの意味がないくらい
変な形になり
失敗リスクが高くなります
【失敗理由②】熱変性が起きてしまっているため
と感じるかもしれませんがこれは■上記 ■でお話したタンパク変性と似ていて
変形してしまったものを言います
熱変性が起きる原因としては
クセを伸ばすアイロン
が原因になります。
基本的に縮毛矯正をする際に
180℃
に設定しています
クセを伸ばすためにはこの”アイロンの熱“が必要で、しっかり熱を当てる事でクセの形状を真っ直ぐにキレイな状態にする事が可能です。
その反面で
タンパク質が熱で変形してしまい
真っ直ぐから形を変えられなくなります
これが熱変性の正体であり次にパーマをかける際に
失敗してしまう要因となります
【失敗理由③】ランチオニン結合が発生してしまっているため
とこれは初めて聞いた方の方が多いはずです。
そんなに詳しくはお話しませんがどんなものかというと
異常な形になる事
???
↑こうなっている人が多いはずです(汗)
あまりにも専門的に書いてしまうと本当に理解できなくなってしまうと思うのでランチオニン結合が起きてしまった髪がどんなものかというと…
ランチオニン結合が発生した髪の状態とは?
↑こんな感じです。
要は
★髪がボロボロ
★髪が硬くなる
このランチオニン結合が発生する条件は…
ランチオニン結合が発生する条件とは?
①強アルカリに髪を長時間浸す事
②アルカリが残った状態で高熱を加える事
これらの条件を満たす事で髪内部でランチオニン結合が発生します。
ランチオニン結合が発生してしまっている髪の状態を見たと思うのでもうわかると思いますが
パーマをかける事が難しくなり
もしパーマをかけてしまうと
失敗のリスクがかなり高まります
これらが”縮毛矯正後のパーマが失敗されやすい理由“になります。
縮毛矯正後にパーマがかけられない理由は要するに
傷んでしまっているからです
…察しました?^ ^
縮毛矯正後にパーマを成功させたいなら
極限まで髪が傷まない様に
対策をする事で縮毛矯正後に
パーマをかける事が可能
になります
その方法についてここから解説していきます^ ^
縮毛矯正での傷みを極限まで減らすには?
縮毛矯正後に安全にパーマをかけるには
傷みを極限まで減らす事
これが必須条件になります。
あなたがもし縮毛矯正後にパーマをかけたいと思うのであれば今から解説する内容を担当美容師さんにお話すると対策完了になります^ ^
【減らす方法①】プレックスを配合する事
まず1つ目…と言いますかこれは
絶対必須条件
になります。
プレックスを配合
してかけて下さい
これだけでも全然仕上がりや次回のパーマがかけられるかどうかの判別が変わってきます。
とプレックスの事を知らない方も多いはずです。
詳しくは
↑こちらの記事を読む事で理解できるはずです^ ^
【減らす方法②】しっかりアルカリ除去する(アイロン前)
プレックスをして極限まで傷まない状況を作ったとしても
残留アルカリ
をプレックスでは除去する事が不可能です。
この残留アルカリが
★タンパク変性
★ランチオニン結合生成
の原因となります。
髪にアルカリが残留しない様にできるポイントとして
流す際
が一番肝心になります。
僕は必ず一緒に
アルカリ除去
をしています
この手順を省く美容師さんは結構多いのであなた自身で
してもらえると嬉しいです!
と美容師さんに伝えるのが一番かなと思います^ ^
【アルカリ除去できる物①】処理剤
どんな物でアルカリ除去ができるかというとまず1つが
専用の処理剤
があります
こちらをアイロンする前にしっかり全体に馴染ませる事で極限までアルカリを除去する事が可能です^ ^
置いてない美容室はないはずなので(…と思いたい)美容師さんに聞いてみるのが一番です。
【アルカリ除去できる物②】高濃度炭酸泉
もう1つのアルカリを除去できるものが
でアルカリを除去できます
最近だと基本的に炭酸泉を置いている美容室が多いはずです。結構美容師さんにも聞かれませんか?
炭酸やりませんか?
一応炭酸泉の効果もこちらに書いておきます^ ^
★アルカリを除去
★髪の汚れを徹底除去
★髪が弱酸性に戻りツヤが出やすい
★トリートメントが入りやすい状況を作る
★頭皮の汚れを徹底除去
★フケ・油除去
★美肌の形成
★ターンオーバーの正常化
★リフトアップ効果
など髪以外にもしっかりと作用してくれます^ ^
【減らす方法③】アイロン前にヒートプロテイン配合のトリートメント
アイロンの熱から髪を守るために
トリートメントをする必要もあります
ヒートプロテイン配合しているトリートメントをする事で
★熱変性
を抑える事が可能になります^ ^
という方は
↑この記事に詳しく書いています^ ^
【減らす方法④】髪に優しいアイロンでかける事
そして肝心のアイロンですが
熱からしっかり保護できるアイロン
を使用する事で熱変性から
髪を守る事が可能です
これは美容室によって使用されているかどうかが変わってきますが僕の場合は
アイロンをかける事が可能なもの
を使用しているので実質
ダメージレスなアイロン
を使用しています
縮毛矯正の工程も大事ですが
使用するアイロン
によっても
傷みが出るかどうか
が変わってくるのでこちらは参考程度に書いておきました^ ^
これらが”縮毛矯正の傷みを極限まで抑えられる方法“になります。
次にパーマを考えている方に必須な内容ですが
傷みが出ない様に
するためにも必須な方法です
縮毛矯正後に
↑この様な傷みが出てしまう原因は
★熱(タンパク)変性
★ランチオニン結合
が関わっているのでこちらを除去する事で美髪のまま縮毛矯正をかける事が可能です^ ^
対策無し縮毛矯正後パーマで失敗しない対策があります
ここまでは
縮毛矯正をかける方法
について書いてきましたが実際に
普通に縮毛矯正をかけてしまって
パーマがかけられないと
断られてしまった方も
すでにいると思います
なのでその方に向けて今度は
安全にかけられる方法があります
そのことについて解説していきます^ ^
まず前提で知っていてほしいこと
ここから紹介する内容ですが
同じ様にかけられる保証はありません
★対策する処理剤
★対策するパーマのかけ方
これらを持っている、もしくは知っていないと間違いなくパーマをかけて
↑これらの状態の様に失敗するリスクもあります。もし失敗したくないという方であれば
【対策方法①】プレックスを配合する事
これは縮毛矯正の時と同じになりますが
余分が傷みを発生させないため
必ずプレックスは配合してもらって下さい
プレックスについては再度掲載になりますが
↑こちらを参考にして下さい^ ^
【対策方法②】熱(タンパク)変性に対応した薬と掛け方
基本的に何も対策をしてない縮毛矯正の場合は
★熱(タンパク変性)
★ランチオニン結合
なので普通にかけてしまうと
↑チリチリになってしまう危険性の方が高いです。
★対策できる薬
★対策できるかけ方
大抵の美容室だとやってないと思いますがパーマで専門性を出しているお店であればやっている、もしくは掛け方を知っているはずです^ ^
タンパク変性・ランチオニン結合がすでに起きてしまっている髪の代表例で
ブリーチ(対策無し)
でパーマをかけました
その時の例をご紹介します。
※画像クリックで画像が変わります。
↑しっかりかかっているのがわかるはずです^ ^
対策してない縮毛矯正をしていても髪の状態にもよりますがパーマをかける事が可能です^ ^
ですが先ほどもお話した様に
できる技術ではないので
かけたい場合はぜひご相談下さい
【よくある質問】髪が痛みすぎていたらパーマはかけられない?
よく質問をもらう事なんですが
パーマかけることって可能ですか?
という質問なんですが
オススメしています
実際にはかける事は可能で先ほどもお見せしたパーマの状態もブリーチをしていたので結構傷みがある状態です。
※画像クリックで画像が変わります。
↑同じ様にしたい場合傷みが強い場合は”髪質改善パーマ“でかける事は可能なのですが
チリチリのままカールが
出る可能性が高いです
★状態は良くならない
★扱いづらい
★髪が切れる可能性がある
etc…
とあまりメリットがないのでパーマスタイルにする場合には
熱を加えられるので
★ツヤを与えられる
★まとまりが出る
★手触りが良くなる
パーマで何とかする事が難しいので傷みがかなり強い方は
コテで自分で巻く
ことをオススメします。
もしくは
※画像クリックで画像が変わります。
無理にパーマをかけずにストレートで綺麗な状態にした方が扱いやすくなるはずです^ ^
縮毛矯正後にパーマがなぜ失敗しやすいのか理解できたかなと思います^ ^
パーマを失敗しないためには
★縮毛矯正の傷みを極限まで減らす
事が大事になります。
縮毛矯正後にパーマをかけたいと思っている方はぜひ参考にしてみて下さい^ ^♪