Q. バレイヤージュで色落ち後セルフカラーで染めても大丈夫?
バレイヤージュしてすっごく綺麗な色が入って良かったんだけど…色が落ちてきてなんか黄色っぽくなってきたな…色入れたいからセルフカラーしようかな…
バレイヤージュをしたての状態は本当に綺麗な状態ですよね^ ^
僕のお店でもバレイヤージュが大人気で
↑これらの様に素敵なスタイルにされている方が実は多いです。
そんなバレイヤージュなのですが、
カラーをしていると必ず
色落ち
はしてくるもの。
必ず色が落ちてどんなに綺麗んにバレイヤージュをしていたとしても
↑この様に必ず
ブリーチ直後の状態
に戻ってしまいます。
色が落ちてしまった際にあなたはこの様に思ったことはないでしょうか?
セルフカラーで戻そうかな…
こんばんは。夜を楽しんでくださいね^ ^青森市フリーランス美容師BLAZE hair所属 SHUN です🐒
※SHUNの事を詳しく知りたい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
色補充をセルフカラー
で入れよう
↑この様に考えたことはないでしょうか?
余計なコストもかけたくない…
とセルフカラーでなんとか色味を復活させようと考えている方が多いです。
実際にバレイヤージュ色落ち後
セルフカラーで色補給しても大丈夫なのか?
今回はこのことについて解説をしていきます^ ^
※ご紹介したスタイルを詳しく見たい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
この記事の目次
このような質問が届きました
先日僕の公式LINEにこのような質問が届きました。
SHUNさん初めまして😊
ブログを見てLINEを追加させていただきました✨すっっごい素敵なスタイルばかりでぜひ今度お願いしたいなとも思っています🤗
質問があるのですがよろしいでしょうか?💦
実は1ヶ月前にバレイヤージュを他店で担当してもらいました💡
綺麗に入れていただいたのですが、やはり時間が経ってから色が落ちてきてブリーチした直後の金髪の状態になってしまいまして…💦
またバレイヤージュを入れたての頃の色に戻したいなぁと思っているのですが、その際にセルフカラーで色を補充しても大丈夫なのでしょうか?🫢
美容師さんに言われた通りカラーシャンプーを使用して色を入れているつもりで、毎日つかっているのですが全然色が入らず…とうとう金髪の状態に戻ってしまった感じです💦
実際にバレイヤージュの色落ち後はセルフカラーで色を入れても大丈夫なのでしょうか??
他に方法があるのであれば教えていただきたいです🙇♀️
バレイヤージュ色落ち後に
セルフカラーで染めても大丈夫か?
という質問を頂きました^ ^
実際にこの質問をいただくことって結構多いんです。
色が入らないんです…
この様な悩みを持って、セルフカラーを使用した方がいいのかどうかを悩んでいる方が実際に多いです。
では実際にセルフカラーでバレイヤージュの色落ち後に染めてもいいのでしょうか?
あなたにはわかりますか?この質問に対して徹底解説をしていきます^ ^
バレイヤージュで色落ち後にセルフカラーで染めてもOK?
では実際にバレイヤージュで色落ちした後にセルフカラーで染めて色を補給しても良いのかどうかの答えはというと
染めないで下さい
↑これが答えになります。
セルフカラーでは染めないで下さい
と言われている様にバレイヤージュで
色が落ちたとしても
絶対に使用しないで下さい
この理由をここからお話ししていきます。
なぜセルフカラーで色を入れてはいけないのか?
バレイヤージュ色落ち後には
セルフカラーで染めてはいけない
これが結論になりますが
染めてはいけないの?
とこの様に感じている方も結構いらっしゃるはずです。
なのでこちらでは
バレイヤージュ色落ち後に
セルフカラーで染めてはいけない理由
について解説をしていきます^ ^なぜ染めてはいけないかというと…
- ★髪が痛む
- ★ムラになりやすい
- ★そもそもオンカラー用がない
- ★土台の崩壊
- ★次回以降トーンアップ不可能になる可能性大
↑これらの理由があるからです。順を追って解説していきます^ ^
【理由①】髪が痛む
まず1つ目の理由としては色には関係ないですが土台の髪に対してのことです。
髪が痛んでしまう
↑これがまずやってはいけない理由になります。
あなた自身で痛みを抑えながらカラーはできますか?
タイトル通りですが
カラーをすることはできますか?
大抵の人は絶対にできないと思います。
色を入れるためだけに
そのままカラー塗布をする
↑必ずこの方法で背振るカラーをするはずです。これが
髪に大ダメージを与える原因
になります。
セルフカラーは誰でも染まる設計のため”威力が強め“
あなたは市販で売っているカラーについて詳しく知っているでしょうか?
大抵の市販カラーは
誰でも均一に染まる様に
痛みのことは一切考えず
強めの薬で作られている設計
で作られています。この
誰でも均一に
というところがポイント。
合わせたものではなく
全員が同じ様に染まる
というコンセプトのもと作られている
というのが髪のダメージにつながります
そしてどの様な人を参考に作られているかというと
に合わせて作られています
染まりづらい方に対してカラーをする際には
- ★威力が強めのカラー
- ★希望よりも明るめのカラー
↑これを元に作られているため、バレイヤージュは基本的に
ブリーチをしているために
髪に痛みが生じている状態
です。なので染まりづらい方でも多少の痛みがあります。
威力が強めのカラーをしたら
髪はどの様な状態になるでしょうか?
言わなくてもわかるはずです。カラーが終わった後、色は綺麗に入ったとしても髪の状態は
↑この様にチリチリしてしまう確率がかなり高まります。
セルフカラーはやめてください
【よくある質問】美容室カラーを個人で買えば痛みは抑制される?
よく頂く質問なんですが
美容室カラーを買えば
痛みは抑えられますか?
この様に聞かれるのですが
ですがあなた自身で
- ★健康な髪
- ★痛んでいる髪
剤以外にも
塗布コントロール技術
が必要になります。そして■別の問題も発生 ■も発生してしまうので
セルフでのカラーはしないで下さい
【理由②】ムラになりやすい
そして次に
ムラになりやすい
という理由があるからです。
あなた自身で染めて全体を均一に染めることは出来ますか?
僕から質問があるのですが
全体を均一に染めることは出来ますか?
100%までとはいきませんが大抵の人は
ムラ染め
になってしまっている方が多いです。
↑大抵こんな感じで
- ★部分的に濃い部分
- ★部分的に薄い部分
- ★そもそも染まってない部分
がまだらに全体にあり均一に染められている人はかなり少ないです。
特に
はムラになりやすいです
なので元の状態に戻したいと思ってカラーをしたとしてもかなりのムラや
↑思ってもない色になりやすいので自分では染めないことをオススメします。
【理由③】そもそもオンカラー用がない
そして次の理由に
そもそもオンカラー用が
セルフカラーにはない
というのが理由にあがります。
基本的に”全体“が染まります
色を入れたいと思っている部分は
ですよね?
市販カラーやセルフで美容室のカラーを使用する際には
金髪以外の部分までも
染まります
金髪以外の部分も染まるとどうなるかは■次の項目 ■で解説していきますが
かなり高いのでセルフでのカラーは
控えた方が良いです
【マメ知識】美容室でのオンカラーは”金髪部分のみが染まる“
美容室でのバレイヤージュのオンカラーでは実は
カラーを調合して染めています
なので色が落ちた際にまた元に戻したい場合は
金髪のみに色が入り
その他の部分が染まらないカラー
をする必要があります。この様にすることで■次で解説 ■する事象を避けることが可能になります。
【理由④】土台の暗い部分まで明るくなってしまう(バレイヤージュデザインの崩壊)
そしてこれが一番問題となる部分なのですが
土台の暗い部分がまで明るくなり
バレイヤージュが崩壊する
↑これが一番で自分でカラーをすることは控えてください。
【よくある質問①】暗めのカラーを使用すれば土台が明るくならないのでは?
土台が明るくならないんじゃない?
この様に考え、相談される方もいるのですが
金髪の部分が更に暗くなり
バレイヤージュデザインが崩壊します
もしあなたが染めたバレイヤージュが
↑この様に結構明るさがあるバレイヤージュだったとしても暗めのカラーを塗ってしまうと
↑下手するとこの様にかなり暗くなってしまってバレイヤージュなのかどうかもわからなくなります。
バレイヤージュデザインですか?
結構この失敗をしてしまっている方が多いので
絶対にやめて下さい
※ご紹介したスタイルを詳しく見たい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
【よくある質問②】6%じゃなくて3%で染めると土台が明るくならないんじゃない?
3%なら問題ないんじゃない?
とこの様に聞かれることもあります。多分
なにそれ?
と知らない方もいると思うので解説しますが実際に6%・3%はカラーを塗る時の
2剤
にあたります。
↑代表的なもので2種類があるのですが
6%
↪︎明るさを上げる際に使用
3%
↪︎オンカラーなど色を入れる際に使用
と簡単にいうとこの様な働きがあります。
なので一見見てみると
オンカラー専用だから
土台に入らないんじゃない?
みたいに思う方が多いかと思うのですが
明るくなります
なので2剤でコントロールするのではなくて
金髪のみに色が入る薬剤を
作ります
なので2剤を弱めたとしても
土台もしっかり染まる
ので意味がないので注意して下さい。
【理由⑤】もしトーンアップしたくても不可能になる可能性大
そして最後に
次回以降のトーンアップ(明るさアップ)
が出来なくなる可能性が高くなる
というのも原因になります。
なぜ次回以降トーンアップすることが出来なくなるのか?
出来なくなるの?
この様に感じると思いますが理由は
髪が痛むからです
髪の痛みに関しては■先ほど ■解説した部分を参考にして下さい。
髪を明るくするということは
髪を痛ませる
ということにつながります。更にトーンアップするということは
追加でブリーチをする
ということ。ブリーチは
美容室の施術で
一番ダメージが大きい施術
になります。もしセルフカラーをして髪の状態が
↑この様な状態でブリーチをすると
↑髪が更に痛み、カラーどころではない
断毛の危険性
があります。
スタイル崩壊
につながる可能性が高いので
トーンアップできない可能性が
かなり高くなります
なのでセルフカラーは避けて下さい。
これらが”セルフカラーをしてはいけない理由“になります。
バレイヤージュ色落ち後正しい色を補給する方法とは?
では実際にバレイヤージュ色落ち後に正しい色を補給する方法をこちらでご紹介してきます。どの様な方法かというと…
- ★カラーシャンプー・トリートメント
- ★美容室でのオンカラー
↑これら2つの方法が正しいオンカラー方法になります。順を追って解説していきます^ ^
【方法①】カラーシャンプー・トリートメント
まずはもう定番になってきていますが
カラーシャンプー・トリートメント
で色補充
これが自分で色を入れる場合の方法になります。
なぜカラーシャンプー・トリートメントが正しい方法なのか?
もう定番になっているのでそこまで疑問に感じる方はいないかと思うのですが
カラーシャンプー・トリートメント
がオススメなの?
と知らない方もいると思うので解説をすると
色が入らないからです
要するに
ブリーチしているところ以外には
色が入らない
というメリットがあるからです。
ブリーチ専用
色素補正剤
と言い換えても良いくらいカラーシャンプー・トリートメントはブリーチ後には確実に役立ちます。
ただし
■カラーシャンプー・トリートメントの注意点 ■
■カラーシャンプー・トリートメントが入る条件 ■
↑この2つがあるので注意が必要です。
【方法②】美容室でのオンカラー
そして2つ目の方法ですが、これが一番安全の方法になりますが
美容室でオンカラーをする
これが一番王道で染めたてに戻す方法になります。
【注意】ただし元々が明るくて暗染を使用している場合はオンカラーのみでは元に戻りません
ただオンカラーをする場合についてなのですが
ベース自体が明るく、そのベースを
暗染を使って陰影を与えている
施術であればオンカラーでは
元のバレイヤージュには
戻すことができません
※暗染について詳しく知りたい方は
↑こちらをご参照下さい。
↑バレイヤージュ入れたての状態は綺麗ですが色が落ちたら
↑この様に色が落ちて暗い部分までもが明るくなってしまっている場合は
バレイヤージュの土台を
作り直す必要もあります
なので
- ★暗染でバレイヤージュを作っている
- ★シャドールーツでバレイヤージュを作っている
↑この2つのどちらかでバレイヤージュを作っている場合はオンカラーのみでは元の状態には戻りませんので注意が必要です。
※シャドールーツについて詳しく知りたい方は
↑こちらをご参照下さい。
※ご紹介したスタイルを詳しく見たい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
これらが”バレイヤージュ色落ち後の正しい色補充方法“になります^ ^
【参考①】カラーシャンプー・トリートメントで色を入れる際の注意点とは?
セルフカラーで色を入れるのではなく自分でやるなら
カラーシャンプー・トリートメント
での補充がオススメとお話ししましたが
を使用する際の
注意点
があります
この注意点を守らなければ確実に
↑極端ですがこの様なムラのある仕上がりになります。どのような注意点があるかというと…
- ★使うだけだと色が入りづらい
- ★ムラになりやすい
- ★根元が色が入りづらい
↑これらの注意点があります。順を追って解説していきます^ ^
【注意点①】使うだけだと色が入りづらい
まず1つ目の注意点になりますが、この項目結構多いのですが
色が入ると思っている人が
かなり多いです
実際には
ただ使用するだけでは
色が入りません
この点を注意して下さい。
実際のカラーシャンプー・トリートメントの使い方とは?
実際の方法に関しては
↑こちらのブログを参考にしていただければわかると思いますが
- ★洗った後時間を置く
- ★直付で時間を置いてから洗う
↑この2点。
必ず”時間を置く必要“があります。
ぜひ上記のブログを参考にしてみて下さい^ ^
【注意点②】ムラになりやすい
そして次の注意点が
ムラになりやすい
という注意点があります。
どの様な人がムラになりやすいのか?
実際にどんな人がムラになりやすいのかというと
- ★節約思考がある方
- ★部分的に多くつける方
- ★髪の量が多い方
↑これらに該当する方は基本的にムラになりやすいです。
ムラにならない様にするためには?
ではどうしたらムラにならない様にできるかというと
- ★もったいながらず塗布量を多めにする
- ★全体を均一に塗る
- ★他の人に塗ってもらう
↑これで解決することができます^ ^
【注意点③】根元が色が入りづらい
そして3つ目、本当に気をつけてほしいことなのですが
根元が色が入りづらい
という注意点です。
↑この様にしっかり色を入れているかと思いきや、根元が黄ばんでいるのがわかるはずです。
なぜ根元が色が入りづらいのか?
と感じる方が多いかと思いますがその理由は
少しブリーチを弱めているから
になります
なぜ根元のブリーチを弱める必要があるのか?
根元のブリーチを弱める
必要があるの?
この様に感じるかと思います。
理由は簡単です。
切れ毛を発生させないため
です
実際にブリーチリタッチをする際に
↑この様に根元の黒い部分だけをペーパーを挟みながらリタッチをしていきます。
この際にやはり既ブリーチ部分にブリーチが伸びてしまうことがどうしても発生しています。
その際に根元のブリーチ量を少し弱めにしておくと
- ★はみ出しても切れない
- ★はみ出してもホワイトラインができない
- ★はみ出して丁度毛先の明るさに合う
↑と次のリタッチのことを考えての根元のブリーチ量を弱めているという施術になります。
ではどうやったら根元が綺麗に色が入るのか?
では実際にどの様にしたら根本にも綺麗に色が入るのかというと簡単です。
- ★根元から塗布する
- ★根元の塗布量を多めにする
- ★根元を塗って時間を置いてから全体に塗布する
↑これをすることで根元にもしっかり色が入るのでぜひやってみて下さい^ ^
詳しくは
↑こちらのブログを参考にしてみて下さい^ ^
これらが”カラーシャンプー・トリートメントの注意点“になります。
【参考②】カラーシャンプー・トリートメントで綺麗に色を入れるための方法とは?
そして最後に
カラーシャンプー・トリートメント
で綺麗に色を入れるための方法
についても解説しておきます^ ^
綺麗に色を入れるためには実は
カラーシャンプー・トリートメント
の塗布の仕方以前
に実は必要なことがあります。どの様なことかというと
することが必須になります
カラーシャンプー・トリートメントが綺麗に入る髪の土台とは?
カラーシャンプー・トリートメントが綺麗に入るためのブリーチの土台になのですが
↑この様な
- ★赤みが全くない
- ★黄色みが薄い状態
- ★明るさがしっかりある状態
↑これら3つの条件をクリアするとカラーシャンプー・トリートメントでしっかり色を入れることができます。
カラーシャンプー・トリートメントで色が入らない人の特徴とは?
では逆にカラーシャンプー・トリートメントで綺麗に色が入らない方の特徴はというと
↑この様な状態で
- ★赤みが残っている
- ★明るさがそこまで明るくない
↑これらの特徴に当てはまる方は
カラートリートメントを頑張った
としても綺麗に色を入れることは
不可能になります
色が入るとしたら
- ★レッド系
- ★グリーン系
- ★ブラウン系
↑これら3つの色味が薄く染まる程度です。
カラーシャンプー・トリートメントで綺麗に色を入れるためには
- ★ブリーチ2回以上
- ★赤みが全くない状態
- ★黄色みが薄い状態
- ★明るさがしっかりある状態
↑これらの条件に合う髪であれば実は結構簡単に色を補充することが可能になるので
全然色が入らない…
と今悩んでいる方は大体
ブリーチ不足
なだけなことが多いので再度ブリーチをすることで改善できますのでぜひ参考にしてみて下さい^ ^
いかがでしたでしょうか?
バレイヤージュが色落ちした後には
セルフカラーでは
染めてはいけない
ということが理解できたかなと思います。
- ★カラーシャンプー・トリートメントで色を入れる
- ★美容室でオンカラーで色を入れる
が正しい方法になるのでぜひこちらのブログを参考にバレイヤージュ後の色味をキープしてみて下さい^ ^