Q. バレイヤージュ で色落ち後カラーバターで色を入れても問題ないですか?
せっかく綺麗にバレイヤージュ入れてもらったのになんか最近色が落ちてきたような…前の色に戻したいけど美容室に行って染めるべき?カラーシャンプーとか使って色入れても大丈夫かな…?
バレイヤージュをすると色を入れたては本当に綺麗な状態ですよね^ ^
↑このように綺麗な状態で仕上がりますよね^ ^
ですが毎日シャンプーをしているといずれ
↑このように色が抜けてブリーチしたての金髪の状態に戻ってしまいます。
色が抜けてしまったらあなたはこのように思いませんか?
色補充しても大丈夫かな…?
こんばんは。夜を楽しんでくださいね^ ^青森市フリーランス美容師BLAZE hair所属 SHUN です🐒
※SHUNの事を詳しく知りたい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
ブリーチをして色を入れると、入れた直後は綺麗なカラーですがやはり問題が
色落ちが早い
ということ。バレイヤージュでもブリーチを使用しているのでもちろんですが
色が落ちて
金髪にも戻ります
この際に元に戻すには
- ★美容室でオンカラーをする
- ★カラーシャンプー・トリートメント使用
この2択で色を補充するのが最近だとメインになっています。
ブリーチをしているバレイヤージュでも果たしてカラーシャンプー・トリートメント(バター)を使用して色補充をしても大丈夫なのでしょうか?
実際にバレイヤージュで
色が落ちた際には
自分で色補充しても大丈夫なのか?
多分あまり考えたことがなく色が落ちてカラーシャンプーを使用している人が多いと思います。
実際はどうなのかこのブログでしっかり解説をしていこうと思います^ ^
※ご紹介したスタイルを詳しく見たい場合は
↑こちらより閲覧可能です。
この記事の目次
このような質問が届きました
先日僕の公式LINEにこのような質問が届きました。
SHUNさん初めまして。Instagramを見てLINE追加させて頂きました。
バレイヤージュがとても素敵で得意と見て質問があります。
先週バレイヤージュを入れてもらったのですが、今現在色味が取れてきて黄色みが出てきています。色を元に戻したい場合は美容室に行ってまたカラーをしてもらった方がいいのでしょうか?
よくネットで検索をするとカラーバターなどで色味を補給されている方がいる話を聞くのですが、カラーバターを使用して色を補給することは可能なのでしょうか?美容師さん的にまずいならやめておきますが…
もし可能でしたら注意点などがあれば教えていただければ嬉しいです。
朝から長文失礼しました。お手隙の際にでもご返信いただければ幸いです。
バレイヤージュ色落ち後に
カラーバターを使用しても
問題ないか?
という質問を頂きました^ ^
大抵の方は
カラシャン使って
色入れよう♪
と何も考えずにカラーシャンプー・トリートメント(バター)を使用して色を補充する方が多いのですが…
バレイヤージュの場合でも
同じように自分で色補充しても
大丈夫なのか?
という部分考えたことがあるでしょうか?心配性な方であれば
デザインが崩れてしまうのでは…
と思うはずです。では…
実際に使用して
色補充してもいいのでしょうか?
この部分に関して、他にも詳しく今回は解説していこうと思います^ ^
バレイヤージュで色落ちたらカラーバターで色補給しても問題ない?
では実際にカラーバターを使用してバレイヤージュの色落ち後に色補給しても大丈夫かどうかというと
カラーシャンプーやカラーバター
を使用して色を補充しても
大丈夫です
これが答えです^ ^
普段何も考えずに色を補給している方は実は
何も問題がないです
ただカラーバターを使用する前に
- ★均一になる塗布の仕方
- ★注意事項
etc...
など正確に知る必要がありますなので今回のブログのメインは
カラーシャンプー
カラートリートメント(バター)
の正しい使い方
についてお話をしていきます^ ^
色落ち後カラーバターで色を均一に入れる方法
ではまずカラーバターやカラーシャンプーを使用する際に
均一に色を入れる方法
について解説していきます^ ^大抵カラーシャンプーで色を入れている方に多いのですが
↑このように毛先にガッツリ色素が入っていて、根元はそうじゃないという方が多いです。
なのでこちらでは
正しいカラーシャンプー(バター)
の使い方
についてまず解説をしていきます^ ^
- 根元を先に塗布(塗布量多め)
- 全体に塗布する
- コーミングして均一にする
↑この順序でつけてください。わかっているようでできてない人が多いのでこちらを順を追って解説していきます^ ^
【方法①】根元を先に塗布(塗布量多め)
まず最初には
根元に先に塗布
してください。これをしていないので
↑このように根元の染まりが悪い人が多くなってしまっているはずです。そして
- ★最初に塗布
- ★塗布量多め
なぜ根元には色が入りづらいのか?
入りづらいの?
と感じると思いますがその理由は
少し弱めているからです
少し弱めることで
- ★次回のブリーチでの切れ毛抑制
- ★自然なつながりを作ることが可能
- ★根元がぱっくり明るくなるのを防ぐため
↑これら3つの理由があります。詳しくは
↑こちらのブログを見るとかなり詳しく書いていますのでぜひ参考にしてみてください^ ^
【方法②】全体に塗布する
根元が終わったら次に
全体に塗布してください
↑このように
- ★全体均一の量
- ★塗布量多め
で全体につけて下さい。
【方法③】コーミングして均一にする
全体につけた後、これをやってない方が実はかなり多いのですが
コーミングして
均一にする
これはかなり重要になります。
コーミングする事で均一になる
均一になるの?
と思う人もいると思いますが
くしでとかして下さいと
美容師さんに言われませんか?
なぜくしでとかさないといけないかというと
トリートメントを
均一にするため
です。
トリートメントをつけるだけだと
一部に量が多くついてしまう
一部に量が少なくついてしまう
とまだらになりやすいので、必ずつけた後にはコーミングをする事で
全体の量が均一になる
ので必ずコーミングをする必要があります。
カラーシャンプー・トリートメント(バター)の場合も全く一緒です。
量を均一にするために
全体をコーミングして下さい
コーミングする際のアイテム
そしてコーミングする際のアイテムに関してですが
目が荒いくし
でとかすようにして下さい
↑このような目が細かいくしではなく
↑このように必ず目が荒いくしでとかすようにして下さい。
薬剤を剥ぎ取ってしまうので
必要量が髪に残らなくなります
これらが”カラーシャンプーの正しい使い方“になります^ ^
カラーバターを使用する際にするべき事
カラーシャンプー・トリートメントの使い方がわかったところで次の項目も大事になります。それが
カラーバターを使用する際に
するべき事
カラーシャンプーやトリートメントを使用するだけでは実はダメで
やらないと
- ★ムラになる可能性が上がる
- ★色が入りすぎる可能性がある
なのでここに書いたことも一緒に実践して下さい。
- 全体の汚れを取るためにシャンプーをする
- シャンプー後はしっかりタオルで水分を取る
- 塗布後は最低10分は時間を置く
↑これらは確実に行って下さい。順を追って解説していきます^ ^
【工程①】全体の汚れを取るためにシャンプーをする
まず1つ目がカラーシャンプー・トリートメントをつける前に
必ず全体の汚れをとるよう
シャンプーをする
これは必須事項です。
なぜ汚れをとるシャンプーをする必要があるのか?
なぜカラーシャンプー前に汚れをとる必要があるのかというと
色が入りづらく
ムラになる可能性が高いからです
なのでまず最初にシャンプーをする必要があります。そして他にも
汚れを落とす効果がない
ので前段階で汚れを落としておかないと
カラーシャンプーで
どんなに洗ったとしても
汚れがそのまま髪に残る原因になります
- ★髪の痛みの原因
- ★頭皮のニオイの原因
にもつながるので必ず最初にシャンプーをして汚れを落として下さい。
【よくある質問】しっかり目にシャンプーをした方がいいの?
しっかり目に洗ったほうがいい?
と聞かれることがあるのですが
そこまで汚れていない状態であればササっと洗う程度でも構いません。ですが
- ★WAXでバッチリスタイリングしている
- ★2日以上お風呂に入っていない
という場合、かなり髪が汚れていることになるのでこの場合は
しっかり目なシャンプー
をして下さい。
【工程②】シャンプー後はしっかりタオルで水分を取る
そしてシャンプーが終わり、カラーシャンプー・トリートメントをつける前なのですが
水分を取って下さい
これも必須事項です。
なぜしっかり目に水分を取らないといけないのか?
水分を取らないといけないの?
と思うはずですが
その分だけカラー成分が薄まってしまって
本来の力で染料が髪に付着しなくなるからです
水分があればあるほど
薬剤のパワーが低下します
なのでしっかり目に水分を拭き取って下さい。
【よくある質問】髪が乾いている状態でつければ良くない?
結構この水分の話をすると
水分をなくしたほうがいいんじゃない?
というふうに質問されることがあるのですが
- ★ムラの原因になる
- ★余計に色が入りすぎてしまう
髪が乾いているよりも濡れているほうがつけやすく、そして馴染みやすくなります。
そして原液のまま髪につけてしまうと
思ってもないくらい
色素が入ってしまって
髪が暗くなる原因にもなります
なので
- ★必ず濡れている状態
- ★水分をしっかり拭き取っている状態
でカラーシャンプー・トリートメントをつけることを強くオススメしておきます。
【工程③】塗布後は最低10分は時間を置く
そして3つ目、カラーシャンプー・トリートメントをつけた後なのですが
時間をおいてから流して下さい
これも必須事項になります。
すぐに流すのは御法度です
よくカラーシャンプー・トリートメントをつけた後に
すぐに流す
という方がいますが
色が入らないので
必ず放置する時間を用意して下さい
カラーシャンプー・トリートメントは美容室のカラー施術と一緒です
カラーシャンプー・トリートメントなんですが
全く一緒です
美容室でカラーを髪に塗った後にすぐに流すでしょうか?必ず
10〜15分放置
するはずです。なぜ時間を置くかというと
カラー剤を髪内部に
浸透させるため
です。カラーシャンプーやトリートメントも一緒です。
最低10分
は時間を必ずおいて下さい
これらが”カラーバターの際にすべきこと“になります。
カラーバターで色を入れる際の注意点
- ★カラーシャンプー・トリートメントの使い方
- ★一緒にすべきこと
を理解できたかと思います^ ^では次に
カラーバターを使用する際の注意点
に関してもこちらで解説をしてきます^ ^
- ★根元が入りづらい
- ★毛先に色が入りすぎてしまう
- ★ムラになりやすい
- ★ブリーチ以外の部分には色補給ができない
- ★色相環に注意して選択すること
↑この5つです。順を追って解説していきます^ ^
【注意点①】根元が入りづらい
まず1つ目が
根元に色が入りづらい
という点。これは先ほど解説していますのでもう一度見たい方は■こちら ■をクリックして下さい^ ^
【注意点②】毛先に色が入りすぎていてしまう
次に注意することが
毛先に色が入りすぎてしまう
ということ。
なぜ毛先に色が入りすぎてしまうのか?
色が入りすぎてしまうの?
と感じると思いますがこれらの理由があります。
- ★毛先に塗布しやすいため
- ★注意しても毛先に付いてしまうことが多い
- ★痛みがあるため
↑これらの理由があります。美容室でもしかしたら体験したことがある方もいるとは思いますが
↑このように毛先にかなり色が入り暗くなってしまった経験がないでしょうか?この原因は
必要以上に染料が髪に
浸透してしまったこと
が原因になります
毛先に入りすぎないように対策する方法とは?
毛先を塗布する際には
- 根元を先に塗布する
- 根元を塗ったら5分くらい置く
- 毛先を少し薄く塗布する
- コーミングで均一にする
↑これで実は均一にすることが可能です。
毛先に塗布してコーミング
するだけで均一に染めることが可能です
【注意点③】ムラになりやすい
そして3つ目の注意点ですが
ムラになりやすい
ということ。
なぜムラになりやすいのか?
なぜムラになりやすいかというと2つの理由があります。
- ★正しい塗布の仕方をしていない
- ★塗布量が少ない
この2つです。正しい塗布の仕方は■先ほど ■解説しているのでそちらを見ていただければ大丈夫なのですが問題が
塗布量が少ない
ということ。
量をケチればケチるほどムラになります
カラーシャンプーやトリートメントは
↑このように見る限り量はありますが
節約して使う人が多いです
その節約の仕方で
部分的に少なく付いてしまって
ムラの原因を引き起こしています
なので
量を使ってつけることが
ムラになることを防ぐことができます
【注意点④】ブリーチ以外の部分には色補給ができない
これは知っておいてほしいことなのですが
ブリーチしている部分以外の場所には
色が入りません
なので
ブリーチしていないと
色が入らないので
カラーシャンプーやトリートメント
を使用して色を入れたい場合は
まずブリーチして下さい
【参考】特に注意が必要なのがシャドールーツ
特に注意が必要なのが
シャドールーツで
バレイヤージュを作った方
です。シャドールーツは
↑このように仕上がりはバレイヤージュと全く同じデザインになりますが色が落ちると
↑このようにフルブリーチの状態に戻ります。そしてここで注意なのが
バレイヤージュスタイルには
戻すことができずフルブリーチの
状態で色が入ります
もしまたバレイヤージュデザインに戻したい場合は
美容室での施術必須
となるので注意して下さい。
※シャドールーツについて詳しく知りたい方は
↑こちらをご参照下さい。
【注意点⑤】色相環に注意して選択すること
そして最後に注意をしてほしいのが
色相環に注意して
色味を選択すること
です。
色相環とは?
と思うはずですがどのようなものかというと
↑多分これは見たことがあると思います^ ^
どこに所属しているかで
購入したカラーシャンプーの
色味にならない場合があります
ブリーチ後赤みが強い場合はほぼ色が入りません
これは■後ほど ■解説していきますが
ブリーチをしていると
カラーシャンプーを使用しても
ほとんど色が入りません
↑このような状態でブリーチした方になります。
黄色みが強い場合は青系のカラーバターが注意が必要
ブリーチして
↑このように黄色が強い場合カラーシャンプー、トリートメントで
- ★ブルー系
- ★シルバー系
を選択して使用すると
↑このように緑っぽくなりやすいです。
純粋に青みが黄色と混ざり
緑になる現象です
なので黄色が強く青系の色にしたい場合は必ず
紫
を一緒に購入して使って下さい。
黄色みを打ち消す役割
があります
単品で使用するのもいいのですが
色味が濃く紫になりやすい
というデメリットがあるので、少量混ぜて使用することをお勧めします。
これらが”カラーバターを使用する際の注意点“になります。
ブリーチ1回の方は注意が必要です
ブリーチ1回で施術をしてもらった方は注意が必要です。
カラーシャンプー・トリートメント
で色が入りづらくなります
ブリーチ1回の仕上がりとは?
大抵のブリーチ1回での仕上がりの状態なのですが
↑このように少しオレンジ味を含んだ仕上がりになりやすいです。
これは■先ほど ■話した
オレンジ味がある状態だと
カラーシャンプー・トリートメント
で色が入りづらい
というものにつながります。ですが入りやすい色味もあります。
ブリーチ1回でも入りやすい色味とは?
ブリーチ1回でも入りやすい色味は
赤系
です。
当然ですが赤系は
色が入りやすいです
なので
赤系以外は
色味が入りづらい
と思って下さい。
色が入らないですか?
と良く聞かれるので実は方法があります。その方法とは…
ブリーチ1回の方がカラーバターで綺麗に色を入れる方法
ブリーチ1回でも実はカラーシャンプー・トリートメントで色を入れる方法があります。
その方法をこちらではご紹介していきます^ ^
【前提条件】色が濃い色素を選んでください
前提条件になりますが
選択して下さい
薄い色味だと色が入りません。なので
- ★ダークブルー
- ★ダークパープル
- ★ダークレッド
↑みたいに色素が濃いものを選択して下さい。そしてこれも注意する必要があります。
暗い仕上がりになります
もちろんのことなのですが
当然ですがかなり暗くなります
暗くなっても大丈夫という方は続きの使い方についてご覧下さい。
【方法①】塗布量は多め
使用する際には
多め
で使って下さい
少ない量だと絶対に色が入りません。なので
↑ブリーチでの例えになりますが
染料で髪が見えないくらいの量
を髪につけて下さい。
【方法②】放置時間は最低30分が目安
そして放置する時間ですが
30分
は放置して下さい
短い時間では色が入りきらないので
最低30分
カラーシャンプーやトリートメントは時間を置けばおくほど色が入るので放置時間は長めに設定して下さい。
これらが”ブリーチ1回でも色を入れる方法“になります。
カラーバターで綺麗に色を入れる条件とは?
では最後に
カラーシャンプー・トリートメント
で綺麗に色を入れる条件
についてご紹介します^ ^どのような条件があるかというと…
- ★赤みが完全にないこと
- ★黄色みが薄いこと
- ★明るさがあること
↑これらが必須条件です。順を追って解説していきます^ ^
【条件①】赤みが完全にないこと
まず1つ目の条件が
赤みが完全にないこと
です。
↑この状態では色が入らないので最低でも
↑この状態を目指して下さい。
【条件②】黄色みが薄いこと
そして次に
黄色みが薄いこと
実は
↑この状態では不十分。
青系の色味を入れると必ず
緑に仕上がる
というデメリットがあります。なのでこの黄色みが強い状態からさらにブリーチをして
↑これくらい黄色みが薄い状態にすることが望ましいです。
【条件③】明るさがあること
そして黄色みを薄くするということはわかると思いますが
しっかりと明るさがある状態
ということです。
ブリーチを重ねる必要があります
なので黄色が薄くなるということは自動的に
明るさがある状態になる
ということにつながります。なので結果的に…
【結論】ブリーチ2回以上必要
結論になりますが
を使用して綺麗に色を入れるには
ブリーチ2回以上必須
になります
ブリーチ2回以上していると基本的に
- ★赤みがない状態
- ★黄色みが薄い状態
- ★明るさがある状態
になります。
カラーシャンプー・トリートメント
が入らないことはなくなります
なのでカラーシャンプー・トリートメントを使用したい場合は
ブリーチ2回以上
をすることをお勧めします^ ^
いかがでしたでしょうか?
バレイヤージュで色落ちしたら基本的には
カラーバターを使用して
色補充することは可能
です^ ^そして一番このブログで感じてほしいのが
- ★正しい色補充の方法
- ★注意点
についてです。
を使用しているものの
うまく染められない人が多数いる
ので必ず参考にしてみて下さい
自分でうまく色を入れられるのであれば基本美容室に行かなくても綺麗な色を維持することができます。
ぜひ参考に色補充してみて下さい^ ^♪